将棋に夢中になった４歳娘のお気に入り、しょうぎの絵本
我が家の４歳２ヶ月の娘、年明け頃から始まった将棋への熱がまだ続いています。くもんのスタディ将棋に、アプリの将棋ウォーズ、詰め将棋の本に、寝る前の将棋クイズまで、将棋がすっかり生活に定着してきました。
夫が「この将棋熱、いつまで続くかなぁ」とつぶやいていましたが、本当に、子どもが夢中になると吸収力も素晴らしく、うらやましいくらいです。
先日はお天気の良い休日にお庭でピクニックをして、ふと思いついて将棋も外で指してみました。いつもと違う環境に娘も喜んで、ご機嫌で詰め将棋と対局を楽しみました。
せっかく始まった将棋への興味を後押しできたらと思い、将棋に関する絵本を最近いくつか読んでいます。それぞれ面白くて娘も気に入り、何度も読み聞かせています。
『しょうぎのくにであそぼう』
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将棋の駒の紹介や対局の進め方など、将棋の基本を可愛いキャラクターと一緒に教えてくれます。
駒の大切さの順番がわかったり、取った駒は盤に打ってこそ活躍させてあげられることなど、良い勉強になったようです。
私はこの絵本で王手に打ち歩がいけないことを知りました！（あと、「王手！」と言わなくてよいことも・・・）
お話の中で、詰め将棋のような問題がいくつか出てくるのですが、すんなり正解する娘にこちらが驚きました。成長に気づけて嬉しい限りです。
『しょうぎのくにのだいぼうけん』
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しょうぎのくにであそぼう、に出てくるキャラクター達が、取られた玉を取り返しに行く物語です。旅の途中で出くわす問題に、それぞれの駒の特徴を活かして対処していくので、駒の動きがイメージしやすいかもしれません。
香車の香子ねぇさんのキャラクターが面白くて、娘もケラケラ笑っていました。歩兵のふぅくんが、最後に成って活躍するところもうまくお話に取り入れているなと感じます！
「◯◯くん（弟）は赤ちゃんだから歩のふぅくんだね、お父さんは強いから飛車男くん、お母さんはきん子ちゃんで私はぎん子ちゃん！！」と嬉しそうに話しています♪
『しょうぎはじめました』
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こちらが今、娘のいちばんのお気に入りです。小学生の男の子が、覚えたばかりの将棋で勝てるようになりたくて、おじいちゃんに特訓してもらうお話です。
途中、お父さんに負けて悔しくて泣いてしまうのですが、おじいちゃんに「泣くのも大事だ」と言われる場面があります。
ちょうどこの絵本を初めて読む直前に、娘と対局して私が勝ち娘が大泣きしてしまいました💦なだめるためにこの本を読んだのですが、良いタイミングでした！
「泣くのも大事」というおじいちゃんのセリフを読んだら、娘が膝の上で振り返って照れ笑いのような、そうなの？と確認しているような、なんともいえない表情を見せてくれました。娘の反応と表情を 横でこっそり見ていた夫の表情も、また印象に残ったひと時でした！
泣いていた娘に最初は、おじいちゃんの頭の形が駒と同じだよーなんて興味を引いたのですが、すぐにお話に惹かれたようです。時々一人で開いて読んでいたり、お気に入りになりました。
お話の中で、飛車と角だけを使って王をとる練習が出てきます。早速、私が王だけ、娘は飛車と角だけで王を捕まえる遊びをやってみました。柵を作って王様を閉じ込めるイメージで、幼児にも理解しやすいようです。
また、棒銀という作戦もおじいちゃんが教えてくれます。ここを読んでから娘は、自分の陣地に相手が入ってこないよう、攻め込まれそうになると歩を張ったりするようになりました！
最近は夫の実家からもらった天童の綺麗な駒で将棋をするようになり、休日はお父さんと対戦することもあります。「負けました」も泣かずに何度か言えたようです！お父さんに続けて負かされると、泣くのをがまんした顔で「お母さんと将棋したい！」と言われて私の出番になります。
夫から見ると、私と娘の力はあまり変わらないようです。。つい作戦を考えると視野が狭くなり、うっかりすることが多く・・・娘の方がよく気がついて、取られたりうまく守られたりで、簡単には勝てないことも増えました。
「成りたいから取らないでほしいの」や「飛車で取りたいから動かないで、ここにいて」など、娘の思うように動かなければいけないときもあったり。。手加減したり、本気で攻めてみたりバランス良く相手をしたいと思います。
でも、一生懸命考えて駒を動かしている姿はとても可愛くて、横から駒を触ってしまう息子を抑えながら、家族みんなで将棋を楽しんでいます。
その昔、デート中に買い物する私を待つ間、スマートフォンで将棋をしている夫がとても知的に感じられ、素敵だなぁと思ったものでした。 娘と息子が将棋で遊ぶ姿を見ていると、ふとそんなことも思い出される今日この頃です⭐️
