タカラスタンダードの浴室、プレデンシアの「カウンター無し」仕様を選びました
近々我が家の浴室を、タカラスタンダードのユニットバスにリフォームする予定です。
当初はお風呂といえばTOTOかな、と他のメーカーを考えていなかったのですが、タカラのショールームでホーローの浴槽を見たら、透明感のある艶めきと肌触りのなめらかさに惹きつけられ、メーカーはタカラに決まりました。
メーカーを決めたあとは、細かな仕様を決めるために色々と調べました。
その中で、タカラのカタログには書かれていないことや、のっていてもわかりにくいことがあったので、こちらで記事にしておこうと思います。
タカラのバスルームの仕様について検討中の方の参考になったら嬉しいです。
すでに70万人以上が利用。住宅リフォームポータルサイトランキング10年連続利用者数 No.1!
ユニットバスの仕様を決めるために調べたこと
私が調べた点は大まかに以下の内容です。詳しくは続きに書いています。
(我が家はプレデンシアなので、他のシリーズでは違うところがあるかもしれません)
①排水溝の位置を、カウンター下にならないようにできるか
→排水溝はドアの正面側と決まっているので、浴室内の配置を変更すれば可能。
②ホーロー浴槽とアクリル人造大理石浴槽で、排水栓のプッシュボタンの位置が違う
→ホーロー浴槽はボタン用の穴を開けられないため、端に14センチ程の浴槽側カウンターがつき、ボタンはそちらに設置される。
③クォーツストーン製カウンターとアクリル人造大理石カウンターの形の違い
→クォーツストーンの方がカウンターに厚みがあり、カウンター下は直線。アクリル人造大理石の方は厚みが少なく、カウンター下は曲線。
④カウンターは外して掃除できるか
→外せない。点検時に専門の人のみ可。
⑤カウンターは無しにできるか
→新仕様になり、標準プランで選べるようになった。
⑥カウンター無しの場合の水栓の高さ
→浴槽の縁とほぼ同じ高さ。水栓の上端が床から約46センチ。
⑦オーバーヘッドシャワーのサイズなど
→ヘッド部分は直径約25センチ、ヘッドの端は壁から61センチの距離までくる。
①排水溝の位置について
タカラでは、ドアの対面側に排水溝をつくる仕様になっているそうです。下の左の写真のように、ドアを開けた正面に鏡やカウンターがある配置なら、カウンター下に排水溝になります。右の写真のようにドアの正面が浴槽なら、浴槽と洗い場の境の中央に排水溝がくることになります。
我が家ではカウンター下に排水溝がくる配置でしたが、カウンターの真下だと掃除がしにくいかと思い、浴槽と洗い場の配置を変更して右の写真のようにする予定です。
②排水栓のプッシュボタン の位置の違い
ショールームを回っていて、浴槽の素材によって浴槽が浴室の幅いっぱいのものと、そうでなく端にカウンターのような部分がついているものとがあるのが気になり、質問しました。
ホーロー浴槽には、浴槽の排水栓のワンプッシュボタン用の穴を開けられないそうで、そのため端に横幅14センチ程のカウンターがつき、そこにボタンが設置されます。
我が家はホーロー浴槽が希望だったので、最初は幅いっぱいの浴槽にならないことと、段差ができることが少し残念でした。ですがカウンター無しの仕様を選んだ今では、少しだけカウンターの雰囲気の部分があるのは嬉しく感じています。子どもがおもちゃで遊ぶスペースとしても活用できそうです。
浴槽横のカウンターの素材をアドバイザーさんに質問したところ、アクリル人造大理石とのことでした。
③カウンターの素材による見た目(形)の違い
カタログや、ショールームで展示を見ていると、クォーツストーンのカウンターの方がすっきりしてスタイリッシュな印象を受けました。素材の違いで見え方が変わるだけではないように感じて、再度ショールームに行った際に裏側を確認してみると形状が違いました。
下の写真のように、左のクォーツストーンの方は直線、右のアクリル人造大理石の方は少し弧を描いた曲線です。また、カウンター前面の厚みは、クォーツストーンは約9cm、アクリル人造大理石は約4.5cmです。
プレデンシアのカウンターの標準仕様はアクリル人造大理石で、クォーツストーンにすると+13万円程になります(デュアルではなく一段の場合)。見た目が好みだから、と気軽に選べるような金額ではありませんが・・・特にブラックは、すっきりしたカウンターの形状に石の輝きも相まってとても綺麗でした。
④カウンターは外して掃除できるか
カウンター下の掃除は見えにくい分億劫になり、以前の住まいでもおろそかになりがちでした。
カウンターの上面は、アクリル人造大理石やクォーツストーンの一枚板ですが、裏側は樹脂のような素材でできています。この裏側を取り外して洗えれば少しは楽かもしれないと聞いてみましたが、専門の方の点検時以外は外さないでくださいとのことでした。
カウンター上面は壁との間をコーキングで埋めてありますが、裏側は点検時のためコーキングはないそうです。展示品は壁との間に隙間があいていましたが、実際には隙間が見えるくらいになるのかはわかりませんでした。
⑤カウンターは無しにできるか
当初からカウンターなしが希望でしたが、タカラの以前の仕様だと既製サイズ(1616や1620など)ではカウンターの有無は選べず、「ぴったりサイズシステムバス」というオーダーメイドのようなサイズで注文すると選べるようでした。その場合、カウンターがつかないのに「既製サイズでカウンター有り」の基本金額に比べて数万円高くなります。
そのため最初はカウンターはつけることにして、クォーツストーンか人造大理石か・・・と検討していましたが、先月末(2021年2月)のタカラの仕様変更で、通常のプランでもカウンターの有無が選べるようになりました。
ショールームでもカウンターの無いバスルームが新しく展示されていて、実物を見て確認できたので安心して決めることができました。
⑥カウンター無しの場合の水栓の位置
カウンターがつかない場合は水栓の位置が低くなるようだ、ということをネットでいくつか例を見て知り、タカラの場合はどうなるのかと心配でした。
図面では、水栓の上端が床から46cmとなっています。 浴槽の縁より若干高いくらいの位置です。
ショールームで見てみると、見慣れたカウンター付きのものに比べるとやはり低いので違和感はありました。ですが、我が家の現在のお風呂(在来工法)の水栓位置よりは少し高くなるくらいで、使い心地に問題はないとわかり安心しました。
⑦オーバーヘッドシャワーのサイズなど
カウンター無しプランの場合に選べる水栓の中にオーバーヘッドシャワーがあります。
今回取り入れるかかなり迷って検討しました。結果、我が家では見送りましたがやはり憧れます♪
ヘッド部分は直径約25センチ、ヘッドの端は壁から61センチの距離まできます。
バーの下端にあるレバーは、オーバーヘッドシャワーとハンドシャワーの切り替え用のもので、手元止水はできないそうです。ハンドシャワーのヘッドを手元止水のものに交換したら可能かなと思いましたが、対応するのはマッサージシャワーのみで手元止水はついていないタイプのみとのことでした。
ヘッドの部分は角度を変えられ、パイプも左右に動かせるので、浴びやすい位置に調節しながら使えるそうです。
お掃除の方法について、ヘッドのシャワー板を歯ブラシで掃除するそうですが、取り外すことはできないので外側からのみになります。目詰まりしてきたら部品の取り替えを検討してください、との注意事項があります。
また、横長のワイドミラーはシャワーのバーと干渉するので一緒には選択できないそうです。
以前宿泊したホテルでオーバーヘッドシャワーを使いましたが、シャワーだけで体が温まりとても良かったです。家のお風呂でオーバーヘッドシャワーを使えたら素敵ですね。
↓こちらの「ホームプロ」は、我が家でも利用したリフォーム会社の紹介サイトです。最後まで無料で利用できる点と、匿名で近隣の会社を紹介してもらえる点、リフォームをした方の口コミで各会社の評判を確認できる点がとても良かったのでおすすめです。
☆ ☆ ☆
タカラスタンダードのカタログに「ホーローの浴槽は高級ホテルでも採用されている」とシェラトン都ホテル東京が紹介されていたのを見て、実際に宿泊して浴槽のつかり心地を体験してきました。やはり肌触りがなめらかでとても気持ちの良いものでした。工事完了が今から楽しみです。
↓新しいお風呂で風呂フタの収納に使うため購入しました。こんなに便利なものがあったんですね!